近年、夏の気温が恐ろしく暑くなってきました。
それにより、高齢者が熱中症で体調を崩したり、亡くなったりなど、ニュースなどで取り上げられています。高齢者の熱中症はしっかりと対策して防ぎましょう!
高齢者熱中症のリスク要因
高齢者、熱中症のリスクと要因について考えてみました。
- 体温調節の低下: 高齢者の体温調節機能は低下しており、暑さや寒さに対する耐性が低下しています。また、発汗量も減少しているため、体温を上昇させる過程が十分に機能しなくなります。
- 慢性病の存在: 高齢者は様々な慢性病を抱えていることが一般的です。心臓病や糖尿病などの疾患は、熱中症のリスクを増加させる可能性があります。これらの病気は、体内の水分バランスや体温調節に影響を与えることがあります。
- 薬物治療の影響: 高齢者は多くの薬物を処方されていますが、これらの薬物は体温調節能力に影響を与える場合があります。例えば、利尿剤や抗うつ剤は体内の水分バランスを変化させ、熱中症のリスクを増加させることがあります。
- 水分および栄養の摂取不足: 高齢者は通常、水分摂取が不足しがちです。また、食欲が低下することもあり、栄養不足になることがあります。水分や栄養素の不足は、体内の水分バランスを乱し、熱中症のリスクを高める可能性があります。
- 運動能力の低下: 高齢者の運動能力は低下しています。これにより、暑い環境下での活動が困難になり、熱中症のリスクが増加します。
- 認知機能の低下: 高齢者の中には、認知機能の低下や認知症を抱えている人もいます。これらの状態は、熱中症を自覚しにくくする可能性があります。
高齢者はこれらの要因によって熱中症にかかりやすくなりますので、周囲の人々が注意深く見守り、予防策を講じることが重要です。
高齢者熱中症の症状

高齢者が熱中症にかかった場合、様々な症状が現れる可能性があります。これらの症状は、早期に認識し、適切に対処することが重要です。以下は、高齢者熱中症の主な症状です。
- めまいやふらつき: 熱中症の初期症状の1つとして、高齢者はめまいやふらつきを感じることがあります。これは、体温調節の障害により、脳への適切な血液供給が妨げられるためです。
- 強い頭痛: 熱中症によって体内の水分が失われると、脳の血液循環が悪化し、頭痛が生じることがあります。高齢者はこの症状を放置せず、早急に水分補給を行う必要があります。
- 吐き気や嘔吐: 熱中症により消化器官に影響が出ることがあり、高齢者は吐き気や嘔吐を経験することがあります。これは、体内の水分や電解質のバランスが乱れた結果として現れる可能性があります。
- 意識の混濁: 高齢者の脳は熱によってダメージを受けやすく、熱中症が進行すると意識が混濁しやすくなります。混乱や錯乱状態が見られる場合、即座に適切な処置を施す必要があります。
- 脱水症状: 熱中症によって大量の水分が失われると、高齢者は脱水症状を発症する可能性があります。口の中が渇く、尿の量が減少する、皮膚が乾燥するなどの症状が現れる場合、緊急の水分補給が必要です。
これらの症状が現れた場合、高齢者やその周囲の人々は即座に冷房の効いた場所に移動させ、水分補給を行い、医療機関を受診する必要があります。早期の対処が重要であり、放置すると重篤な状態に進展する可能性がありますので、注意が必要です。
高齢者熱中症の予防策
高齢者の熱中症を予防するためには、適切な対策を講じることが不可欠です。以下は、高齢者熱中症予防のための細かな対策です。
- 適切な水分補給: 高齢者は水分補給をこまめに行う必要があります。特に暑い日や運動後は、水分摂取量を増やすことが重要です。飲料水やスポーツドリンクなどを常に手元に置き、喉が渇いたと感じたらすぐに飲むよう心がけましょう。
- 涼しい場所での避難: 高温や湿度の高い環境では、涼しい場所で過ごすことが必要です。室内にはエアコンや扇風機を利用し、外出時には木陰や涼しい場所を選びましょう。
- 適切な衣服の着用: 高齢者は薄着や通気性の良い衣服を着用することで、体温調節を助けることができます。薄手の長袖や帽子、サングラスなどを活用し、直射日光を避けるようにしましょう。
- 定期的な水分摂取の促進: 高齢者が水分補給を忘れないようにするためには、家族や介護者が定期的に水分摂取を促すことが重要です。水筒やカップを利用して、目に見える場所に置いておくと良いでしょう。
- 室温の管理: 高齢者が居住する施設や自宅では、室温を適切に管理することが重要です。エアコンや扇風機を適切に設定し、快適な温度を保つように心がけましょう。
- 日陰での休憩: 外出時には日陰での休憩を定期的に取ることが重要です。高齢者は熱中症にかかりやすいため、無理な活動を避け、適度な休息をとるようにしましょう。
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⭕️商品説明
●熱中症 警戒・厳重警戒・危険をアイコン表示。 ●段階によりブザー音 LED点滅(赤)で警告。 ●原因である温度・湿度の対処方を冷房・除湿で表示。 ●インフルエンザ注意をアオコン表示。(温度20℃未満)より注意の場合、LED点滅(青)で警告。(+湿度50%未満)原因である温度・湿度の対処方を暖房・加湿で表示。 ●ブザー音・LEDランプ点滅 ON/OFFが可能。 ●使用電池 単三電池 1個 (動作確認用で付属)
⭕️仕様
■本体サイズ:114×100×20mm ■重量(g) :125g (電池を含む)
音と光とアイコンで熱中症警戒・インフルエンザの注意の目安をお知らせできる。 段階によりブザー音、LED点滅で警告。
マグネット付、フック穴、折りたたみスタンド付きで壁掛け・卓上どちらでも使用可能!
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【主な特長】
■温度・湿度がわかるデジタル温湿度計です。
■室内の温湿度の条件から、熱中症・インフルエンザの危険性をお知らせします。
■見やすい大画面、デジタルメモリで室内の危険度が一目でわかります。
■温度・湿度は、現在の数値に加えて今日の最高・最低の数値と、前日の最高・最低の数値を表示します。
■大きなデジタル表示の時計が付いています。
■アラーム機能付きです。
■熱中症計付きで、現在の温度・湿度条件を基に注意や警戒度を5レベルのデジタル表示でお知らせします。
※危険の時は、5段階表示が点滅します。
※熱中症計の表示はあくまで空調や体調管理の目安です。個人差、体調によって感じ方が大きく異なることがあります。
※表示により発生の有無を断定するものではありません。
※公的機関から発表される「注意」「警報」とは一致しない場合があります。
■設定したWBGT値になると、ブザーでお知らせしてくれる警告ブザー設定機能付きです。
■季節性インフルエンザ指標計付きで、現在の温度・湿度条件を基に注意や警戒度を3レベルのデジタル表示でお知らせします。
※季節性インフルエンザ指標計の表示はあくまで絶対湿度から推測した季節性インフルエンザウィルスが繁殖しやすい環境を示したものです。したがって、必ずしもウィルスの有無を示しているわけではありませんが、感染予防の目安としてお使いください。
※指数の予測できない新型インフルエンザの流行には対応しておりません。
■環境対策製品として、学校や病院、一般オフィス、工場、家庭向けに使用できます。
■ロッカーや冷蔵庫の側面など、平坦な磁性金属面に取り付けられるマゲネット、壁掛けに便利なフック穴、立てて使えるスタンドが付いているので様々な場所で使用できます。
【製品仕様】
■カラー ホワイト
■測定範囲及び表示範囲 温度-9.9?50.0℃ 湿度20?90%rh
■測定精度 温度±1℃以内(10?40℃) ±1.5℃以内(左記以外)
■湿度±5%rh以内(40?70%rh/温度20?30℃時) ±8%rh以内(左記以外)
■分解能 温度0.1℃ 湿度1%rh
■使用・保管温度湿度環境 温度-9.9?50.0℃ 湿度90%rh(氷結や結露しないこと)
■自動測定サンプリング周期 20秒間ごと
■時計精度 平均月差±30秒以内(常温時)
■表示機能
(1)温度(-9.9℃以下は、Lo表示)(50.0℃以上は、HI表示)
(2)湿度(20%以下は、Lo表示)(90%以上は、HI表示)
(3)今日の最高温度・最高湿度・最低温度・最低湿度
(4)前日の最高温度・最高湿度・最低温度・最低湿度
(5)時計(時分表示 12/24H切り替え式)
(6)アラーム・警告ブザー設定(ベルマーク付き)
(7)熱中症計(5段階表示 ほぼ安全/注意/警戒/厳重警戒/危険)・WBGT値(℃)
(8)季節性インフルエンザ指標計(3段階表示 ほぼ安全/注意/警戒)・絶対湿度(g)
(9)電池交換表示(ローバッテリーマーク付き)
■アラーム音 電子音 85dB以上(前方10cm)
■電源 単四乾電池×2本
■電池寿命 約1年
※サンワサプライテスト値であり、保証値ではありません。
■材質 ABS樹脂・アクリル樹脂(本体)
■サイズ W100×D17×H120mm
■質量 約143g(電池を含む)
■付属品 単四乾電池×2本(動作確認用)
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